子育て支援ひろば 木のこんブログ

東山里山子育て支援ひろば「木のこん」の活動紹介

ケンカについて

けんかはコミュニケーションの練習だそうです。
叩かれたり叩いたり、取られたり取ったりしながら、人との付き合い方や痛みや悲しみなどを体験的に学んでいきます。

木のこんでは少しの事は大人が口を出さずに見守る環境にしようとしています。
親にとって辛いことでもあったりします。それを話し合っていけたらいいなと思います。

最近の息子ことを書きます。
『A君をやっつける!』と言い出しました。
何度も言うので私が『なんでやっつけるの?』と聞きました。そうしたら『強いからやっつける!』と。

A君は最近ずっと会えなかった1歳年上の男の子、いつもやられてばかり。泣いては私が『痛かったね、でも大丈夫だよ、嫌いで叩いてるんじゃないよ。きっと好きだからかまってるんだよ。』みたいに言っていました。

久々に子育てサークルで会えた!
案の定叩かれたり潰されたり。でもずっと見てたら息子がA君を叩いた!!
初めての光景です!!
思わず『がんばれー!』と言ってしまった。
叩くことは良くないけど強い子に立ち向かう姿は感動ものでした。
そしてもう一人の強いK君は息子のことを『頑張ってる』なんて言っていたと思う。
認めてくれたのか?!それがまた嬉しい!

子育て講座で幼少期に理不尽な経験をしたほうがいいと聞いたことがあります。
確かに親が見守っていればすぐ抱きしめてあげられるし、突然大人になって理不尽な事を経験したら耐えられないと思いました。
近くで見守れて尚且立ち向かう所を見れてすごく嬉しかったです。
息子はまだ一人っ子で上の子や下の子とケンカもしたことないからすごくいい経験です。
この日ばかりはケンカっていいものだなと思いました。本人にとっては遊びだったのかもしれません。
今日も『A君は来ないのー?』と息子は言ってました。男の子ですね。
じゅんこでした。