子育て支援ひろば 木のこんブログ

東山里山子育て支援ひろば「木のこん」の活動紹介

震災から3年半ですね

外で思いっきり遊ぶ事も許されない環境に胸が痛みます・・・。

なのに、こちらは里山ひろばで外で自由遊び・・・。

申し訳ないような・・・。

実はずっとそんな気持ちでいます。

 

数年前に子育て支援サークルを友達と立ち上げた際に

現役の母の声を届けたいという仲間の声によって

平成23年7月に市長を招いて

「市長と話そう子育てトーキング」を開催しました。

本当は平成23年1月にやる予定でしたが

大雪により災害対策本部がその当日に立ち上がり延期されました。

 

そんな中に東日本大震災がおきました。

生きるだけでも大変な方々が沢山いる中で、

「より良い子育て」なんて、声をあげるべきではないのでは?

そんな悠長な状況ではないのでは?

もっとやるべき事があるのでは?迷い続けました。

 

ファシリテーター役を依頼していた

隣町の支援員さん(女性)に相談すると

「規模は違えど、中越が震災から復興した!

それを希望にする人たちがいるはずだよ。 

まして、母達が自分たちでより良い環境を作っている!

凄いメッセージになるはずだよ。皆で下を向いていたって仕方ないよ。

子育ては未来を創るって事でしょ。

今だからこそ、やるべきだよ!」等とエールを送って頂きました。

 

もっともっとやるべき事は他にあるはず・・・

その思いはずっとずっと今も変わらずにあります。

じゃあ何が出来る?

多くの災害が起きています。

自分の力のなさに情けなくなる事が多く、彷徨っています。

 

「自分の子供を一人前に出来ない人が人の役になんか立てない」

「人の世話をする前に自分の子供の世話は?」等々

色々な葛藤があります。

 

神戸から中越にボランティアに来てくれていた消防士さんは

東日本大震災の翌日の3月12日にメールをくれて

「出来る人が出来る事を!が大切だよ。はやる思いを押さえる事も大切。

現地に行けなくても、その場で出来る事があるはずだよ。

動きたい人だと思って連絡しました」等々。

 

一人一人の力は小さいけど、だからって諦める必要はない。

でも、だからって無理すれば潰れる。

でも、そんな綺麗ごと言ったって、現に困っている人には届かない。

答えは未だに見つかっていません。

 

前に進むしかない。悩んでいてもいなくても、日はドンドン進んでいく。

そんな中、ろっこさんからの、落ち葉拾いの提案!

木のこんならではの提案がとっても有り難いです。

 

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自然の中で自由に遊べることの幸せを心に持ち続け

それを沢山の人に派生させ、それによって心ある子ども、大人が育ちあい

心ある人間でいっぱいになる。

長い月日がかかるかもしれないけど、一歩一歩進むことで

結果、未来が世界が幸せになってくれたら。

自己満足かもしれないけど、そう信じて。

 

中越大震災の際に小千谷のボランティアセンターに

長期滞在してくれた福島県のMMさんは

上司に休暇を依頼したけど、受理されず「だったら辞めます(看護師」って

縁もゆかりもない小千谷に来て車中泊で活動してくれていました。

その後も数えきれない彼女の支援活動に頭の下がる思いでした。

 

そんな彼女と今でも縁を頂いていますが

恩を返しきる事さえできずにいると感じています。

でも、MMさんが、木のこんに「いいね」してくれて嬉しいです(#^.^#)

忙しい中、ありがたいです(#^.^#)

 

子育て中だって、出来る事がある。

子供達に福島で起きている事を話しながら落ち葉拾いができる。

 大上段に構えなくたって、きっと大丈夫。

是非参加しませんか?