子育て支援ひろば 木のこんブログ

東山里山子育て支援ひろば「木のこん」の活動紹介

人と違うからこそいい事も多い!

ろっこさんの自己肯定感の話に共感です!

大人の都合で「ダメダメ」言っている事、

子供の為と思って「ダメダメ」言っている事、

日常的に結構あると思います(反省)

 

ところで、

子育てサークル・自然派育自 森のようちえんはじめ隊が

木のこんの裏山でミニ講座をしました。

師匠(元ボーイスカウト団長・元幼稚園園長)に

水車や、風車、草笛等を教えて貰って、作って遊びました。

 

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私は上手く作れず苦戦していたら

Sパパ「葉の向きを風が当たるように付けるといいですよ」

(もっと違ったアドバイスだったような気もする💦)

私「なる程!」なのに出来ない・・・。

  やはり男性陣がカッコ良かった(#^.^#)

パパが作ってくれたり、教えてくれる姿に子供は何を感じてたかな(#^.^#)

 

70代の仙人が、すご~~くいい顔して

全力で走って風車を回そうとしている姿が印象的でした。

完全に童心に戻っていて、本気モードの子供でした!(^^)!

「仙人ってあんなに早く走れるんですね(笑)」

 

 

ところで、こんな楽しい内容なのに気のない子供もちらほら・・・。

次男も然り・・・。滅多にない機会なので、出来れば一緒に体験して欲しい自分💦

色々と誘ってみたりしても、全然ダメで、むしろ妨害されて気落ちしそう・・・。

大半の子供たちは楽しんでいるのに・・・。

 

講座終了後、講師と座談会。 

「今日の内容は、子供達にとっては難しくて自分ではできなかったと思います。

でも、親がやっている姿をみているだけでも十分なんです。

いつか、自分にも出来そうになった時、やり始めればいいんです。

その時、親はどうしていたかな?等と思い出したりして。

また、今日、全然興味を示さなかった子もいました。それでいいんです!

子供が自分で興味を持った事を、そのままやらせてあげる。

それが大事なんです。それが子供のためなんです。」

まさに、これも自己肯定感につながりますよね。

 

もう泣きそうでした。

『人と違う息子。せっかくの機会も関係ない息子。

私の思うままにならない息子。言えば言う程反抗的な息子などなど』

これら全てが素晴らしい息子だと、分かっているのに

まだ、型にはめようとする自分。

人と同じ事をさせて満足しようとする自分が今日もいました。

こうやって自分の感情を優先させる事で

結果、子供の自己肯定感を下げているんだな~と猛反省でした。

 そんな自分に言い聞かせてくれているかの様な

懐の深い師匠やろっこさん(泣)

 

 

ところで、作った水車を回す為に

池に向けて竹を繋げて、こんな物も師匠が作ってくれました。

 

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最初は水車を回す為に懸命に水を流し込んでいた。

「回った!回った!」と大喜びしていたのも束の間。

水車そっちのけで、ひたすら水流し込みに夢中。

葉っぱを流したり、イモリを流したり!

「あれ?遊びが変わっている」と思いきや

師匠「それでいい!そうなると想定してた!(^^)!

いつでも遊べる様に、このまま竹を置いていくから」

 

しかも、水を入れるペットボトルや

それらをいれるコンテナまで寄贈してくれました。

どこまでも有り難い師匠です。

 

ひたすら飽きずに池の水を汲んでは竹に流し込む子供達。

親1「この水はどんなにつかってもいいから嬉しい!

家の水道水だったら、そろそろ止めてくれ・・・って言っちゃいそう」

親2「本当にそうですね・・・。こんな場所はなかなかないから有り難いです」

子供達が夢中で遊べたようです(^O^)/

皆さんも自由に遊んでください(#^.^#)

自由に遊ぶ=自己肯定感ですな~~。

 

 

  水車が1つだった所に、2つ目登場。

1つを回すのも一苦労だったので

2つが同時に回るのは至難の業で四苦八苦な大人

2つは無理でしょう~~と大人の皆が感じはじめていた所に

子供(小2)が全然違う発想を取り入れた。

大人は唖然・・・。その手があったか!

全然難しくない。というか、その方がいいに決まっている💦

でも、そんな発想は思いつきもしなかったのが大人・・・。

難しいのを前提に、何とかしようとしていた大人。

完全に子供の頭の柔らかさにやられた。

 

その子供は最初は講座自体に興味なし~。

誘っても「僕は人と同じは好きじゃないから行かない!やだよ!」なんて

いつもの発言で、別世界で遊んでいたはず。

なのに、フラッとやってきて、水流しに参入して楽しそうに遊んでいた。

 

なんだ、なんやかんや言っても興味があれば人と一緒にやるのね~。と

思っていたら、先の大人顔負けの発想につながった。

 

一見可愛くない言動ですが、

それこそが彼の良さであり可能性であると感じました。

 みんなと同じでない事が素敵!

同じ事を彼にさせて続けていたら、彼の自己肯定感は育たないだろうし

柔らかな発想が出る由もなしだったでしょう・・・。

ニヒルな彼を抱きしめたくなりました。

 

まだまだ修行の日々な自分。

尊敬する方々に出会えて、素晴らしい子供達に囲まれて幸せ(#^.^#)

 

ちなみに、ろっこさんはスタッフとしての仕事は関係ない

サークルの日にまで、参加してくれて(無給です)

手伝ってくれたり、配慮してくれたりと

本当に頭が下がります。旦那さんまで連れて来てくれて

旦那さんも大大大活躍してくださいました。

わさかきさんの仙人は、師匠がわさかきさんになってくれる様に

「私と一緒にわさかきましょう」と言ったかどうかは不明ですが

声を掛けてくださり、師匠も木のこんに時々来てくれる様になりました。

お蔭で、木のこんの裏山がパワーアップ!!!

 

 師匠や仙人の、わさかき振りは自己肯定そのものに感じます。

大人も楽しく自分らしく、わさかきましょう。

そしたら、子供のわさかきにも寛大になれるかも(#^.^#)

 大人も子供も自己肯定感アップ!アップ!