子育て支援ひろば 木のこんブログ

東山里山子育て支援ひろば「木のこん」の活動紹介

ここだから!今だから!できる事の大切さ

まだ残雪のある東山は、フキノトウが(^O^)/

雪が消えると共に顔を出してウキウキしますね。

 

雪が下からも溶けて来て、穴があいていました。

穴を覗き込むと、可愛いフキノトウが(#^.^#)

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5歳と70代の共同作業で雪割りが始まりました。

Sさんは「今日の夕飯はフキノトウの天ぷら(#^.^#)」

2男(5歳)も日々、家の周りのフキノトウ採りをしているので

価値を知っているので、わさかきさんの夕飯の為に協力!

 

 

プレイパークの天野秀昭さんの講座で

「今は消費遊びになっている。(ゲームなど)

昔の子供の遊びは、生活・生きる事・食べる事に繋がっていました。

例えば、スズメを撃ち落す遊び→タンパク源に

火遊び→風呂わかす、ご飯炊くなど。

消費にシフト→その代り勉強が価値。その価値は消費型・都市型価値。

学校は全国平等教育→都市の価値観の教育→子供は都市へ

自分自身を作って来たのはふるさとという記憶。生涯の支え。大きな価値を生む。

最大のキーワードは遊ぶ。その土地でしか出来ない事を保障していく。」等々。

 

なるほど~~。

「子どもの仕事は遊ぶ事」って昔から言われているけど

昔はより遊びが生きていく術に繋がっていたんですね~~。

どんなにゲームが凄く上手くても、生きていく力にはなりそうにないもんね・・・。

ゲームは遊びではなく消費って事か?

 

話がそれた?

ただ、雪を割って、フキノトウが欲しかっただけの2男。

彼は生きるため!なんて、そんな意識は毛頭ないだろうけど

フキノトウの価値が分かっている。そして

「その土地でしか出来ない事を、今(春1番)にしか出来ない事を」

自由に遊んでいる。ほんと些細な事だけど、

なんて幸せなんだろう!って、天野さんの話を思い出して思いました。

日々に、自然に、周りの方々に改めて感謝!

 

 

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先日のJ君(2歳)、

裏山に行った際、ママにフキノトウのお土産を採って来てくれました。

私「フキノトウが食べれるって知ってたの?」

ママ「昨日の夜、天ぷらにして食べたばかりです」

こんな事も、周りにフキノトウが自生する地に住んでいなければ

知る由もないですよね~~。

教え込んだりしなくたって、2歳にして自然と身についている。

こんな小さな生活の積み重ねが、

豊かな人間にして行くんだろうな~~。

しかも人が喜ぶ事も知っていて(#^.^#)

 

 

 

 

「魚が切り身で海を泳いでいる」

「ニワトリの絵を書かせると足が4本」

こう言う話、結構聞きますよね💦

大人だって(知り合いの30代)

「きな粉って袋に入ってスーパーで売っているいるもんじゃ・・・💦」

現実と乖離してます💦

取り戻しましょう💦