もう一つ、幼少期に大切なことがあります。
それは自己肯定感を育ててあげることです。
小さい頃の両親や周りの人の何気ない言動で、
子どもは自分のイメージを決めてしまいます。
ダメ、ダメ、といつも言われていると、本当に自分はダメな子だ思い込みます。
思い込んでしまうと、それが無意識にとどまり、
修正がきかないので(意識すれば修正できるのですが)
大人になってもその感覚を持ち続けます。
私が息子を育てる時は、
息子は重度障害で自分では殆ど何もできない状でしたが、
おりこうだね~~ 大好きだよ、と毎日言い続けました。
息子はしょっちゅう呼吸が止まるような事態になっていたのですが、毎日を楽しそうに生きていました。
どうしてこういう方法を取ったかといいますと、
もちろん、心から息子、こんな状況でも楽しんでいてえらいな~と思っていたこともありますが、
それまでに接していた障害のあるお子さん達が
自分の能力よりも自分を過小評価して
何ごとも自信をなくし、周りの人が評価しても
なかなか自己肯定感を持てずにいたのです。
とてももったいないなぁと思いました。
本当はたくさんのことが出来ていて、
私よりも上手な面もいろいろあったのです。
小さい時は、どんな子どもであれ、
丸ごとを受け入れてあげてください。
親が嫌なこと、して欲しくないことはちゃんと伝えて大丈夫です。
丸ごとを受け入れてあげていれば、
ちゃんと伝わりますよ。
息子も、いかに私の目をくらましていたずらするか、を楽しんでいました。
私は出し抜かれないようにと、二人で駆け引きしていたものです。
そんなことも楽しい思い出です。
何より、今日を生きてくれていることが
ありがたかったのです。
幼少期に自己肯定感がもてている子といない子とでは
その後の人生を楽に生きられるか、
生きづらさを抱えて生きるかに大きく影響するのです。
何のかのと言っても
親が一番子どもに影響を与えられます。
神経質になる必要はありません。
大らかに、細心に。
親が間違えたら、ごめんなさい、を言えば
それで大丈夫ですよ^^
育児に疲れた時は・・
一日くらいご主人に丸投げして
英気を養うのもいいかもです(笑)