子育て支援ひろば 木のこんブログ

東山里山子育て支援ひろば「木のこん」の活動紹介

子供はメッセンジャー

保育園の子供たちが一回木のこんに来ただけで

木のこんの良さに気付いてくれた!

Sさんのメールを読んで思い浮かぶ話がありました。

 

数年前、小さな遊園地に行きました。

乗ろうとすると長男(当時年中)「乗らない!」

「じゃああれは?これは?」長男「乗らない・・・」

「もしかして怖い?」長男「違う!!!!!!」

ハッと閃きました。「もしかして、つまらないって思っている???」

長男「そう。全部座っているだけだ!」

  

メリーゴーランドは馬に座っている(電気で自動で回る)

ジェットコースターも座っているだけ(電気で超スピードで動く)

他にも、高い所に登って落ちるのも座っているだけ。等々。

「本当だ(◎_◎;)」40年以上も気づかなかった・・・・。

 

結局、何も乗らず(次男と友達親子は普通に乗りました)

隣の大きな公園に行くことにしました。

通路がうす暗いので、足早に行こうとしたら

長男が脇に積んである石の上を綱渡りの様に歩き始めました。

私「早く行こうよ~」

長男は聞かずに懸命にバランスを取りながらチャレンジしていました。

あ!「彼の本当の遊びが始まった!」と思い、見守りました。

やり遂げて通路を抜けると、お城の土台の石みたいなのが有りました。

彼は更に嬉しそうに、忍者の様に嬉しそうに登り始めました。

 

それを見て、弟や、一緒にいった友達もマネして盛り上がりました。

更には、池を見つけ砂利を投げたり、カモを追いかけたり

池に裸足で入ったりして、子供同士で、いつまでも遊んでいました。

 

そんな子供達を見て、これが子供の姿だな~と思いました。

お金もかかってない、おもちゃもないけど、すご~く楽しそう。

大人も笑顔で見守ったり、歓談したり。

遊園地では子供も親同志でも絡む事もなかった💦

 

なんて素敵な息子なんだ!!!と

親ばか(すいません)ながらに思いました。

ずっとずっと、子供達に色々な事を

学ばせて貰っていると感じています。

本当に色々な事があり

一般的な常識で暮らしていた自分には苦悩もありましたが、

全ては息子からの大切な大切なメッセージなんだと

(あまりに私に思いが伝わらない2歳の時は、暴力、チックでメッセージを💦)

思える様になりました。

 

そんな子供達に導かれる様に自然の素晴らしさに気づき、

今の木のこんに行きついたと言っても過言ではありません。

ここまで苦しかったけど・・・。

そんな私たち親子に「それでいいんだよ!それがいいんだよ!」

「親のいう事を聞く子なんて将来危ない!その位ごうったれで丁度いい」

「家の孫どもも、すごかったけど、今じゃあいい大人になった。同じだ」

 なんて声を掛けてくれる方が(主に中・高齢者)多くいました。

「地域力がなく子育てが厳しい環境」は最近の通説ですが

私の周りでは、そんな話は皆無に近く本当に有り難いです。

小千谷が大好きです。

 

子供も親も目を輝かせて育自して欲しい。

苦しみや葛藤、孤独、病気、どうしようもない怒り、

生活、夫婦間・家族間問題などなど、

子育てしてみると、今までは味わったことのない問題に

ぶちあたりますよね。

一人の時はどうにでもなった事が、どうにもならない。

今までの人生で蓋をしてきた事が吹きあがって蓋をしきれなくなったり。

いつまでこんな状況が続くんだ!って思ったり。 

「年配の方に『今が1番いい時なのよ~。

後であの頃が1番良かったと思うわよ!大切にね(#^.^#)』

なんて言われるのが凄く辛い!私は辛くて仕方がないのに・・・」

数年前のサークルの仲間が、つぶやいていたのが今でも忘れられません。

人によってはエールに聞こえる内容でも、きつすぎる状況では・・・。

 

年配の言う事もその通りで、私も数年前から比べると格段楽になって

懐かしく思える事も実感してます。

でも、今、今!なんですよね~。

 今が苦しければどうにもなりませんよね。

でも、ちょっと視点を変えるのもアリだと思います。

常識に縛られず、子供の声に耳を傾けて伸び伸び育自して欲しいです。

 

そうそう、言うまでも有りませんが、

 疲れたら自然へいかがですか(#^.^#)