子育て支援ひろば 木のこんブログ

東山里山子育て支援ひろば「木のこん」の活動紹介

ツリーハウス2

ろっこさんも記載してくれましたが

あまりにも充実した日だったので

書かせていただきま~す。

 

「木のこん、つまんな~い!きら~い!いかな~い」の息子たち💦

私「山の師匠が来てくれてツリーハウス作るよ!

子供達の発想で作れるみたいだよ。どんなのがいい~?」

長男(小2)「池のアカハライモリとかの観察小屋がいい!

紙、鉛筆、虫かご、あみ、机、カメラ置きたい」

2男(5歳)「SASUKEみたいにしてロープでびゅ~~んって行きたい」

想像が膨らんでいいな~~と思っていたのもそこそこに

ケンカ勃発で、「やっぱり木のこん行かない」

でも、友達を誘って当日行ってきました。

 

よりによって36度の猛暑日💦

ところが、ろっこさん記事にもあった様に

「山は快適~~~。逆に今日でよかった(#^.^#)」

「こんなに山は快適なんですね!でも来てみないとその良さは気づけない。

どうしたらその1歩が出るかですね」

親自身が自然から離れた子供時代を送ってきた人が多くなってきているみたいなので

自然の気持ち良さ、楽しさ、懐の深さ、学び(あ~~書ききれない)などの

実感がないので仕方がないのでしょう。

でも、その循環は子どもに更に輪をかけて進んでいく💦

「ダメ!危ない!汚い!」

ここから解放されると親も子もどんなに楽か!!!

どんなに育つか!!!

 

ツリーハウスを楽しそうに作っている師匠はあまりにもカッコよくて

どんな子供時代を過ごしてきたか聞いてみました。

「冬は陸の孤島と言われる山の中で自由に遊んで来た。

なんでも自分たちで作りだして遊んで、遊びから多くの事を学び

なんでもできる様になった。子供の遊びは生きて行く術を学ぶためにあるものだ。

小学校の時は(先生としての学校での話)、しょっちゅう外に出て遊んだり

外で本を読んだりしたな~~。あのころは今と違ってもっと自由だった。」

 

自然の中で気持ち良い風を感じながら読む本や勉強!

身に付き方が根本的に違う気がします。

 

小学生「早く夏休み終わらないかな・・・早く学校行きたい・・・」

「え!なんで???」

小学生「だってつまらない・・・。学校ならみんながいるし遊べるし。色々できるし」

「学校には何があるの?」

小学生「ボール、バトミントン、〇〇(色々言っていましたが忘れました)とか」

師匠や私の時代とは何かが違う???

ずっと夏休みが続て欲しかったけどな・・・。

 

自分たちで自由に遊びを作り出せない???

与えられた中で遊ぶ事が好き?セットされた方がありがたい?

友達と約束を取り付けたり、断られたり、キャンセルされたりが面倒?

子供達から垣間見える疑問。でもそういう子供にしてきたのは大人・・・。

大人が子供に介入しすぎて、遊びも連れ回して、

でもそれが親だと思って頑張っている・・・。(自戒)

なるべくほっておこう。

という事で、ツリーハウス作りでも、ほっておきました。

 

最初は友達もまだ到着してなかったためかテンション低く

ハンモックで一人で静かにしていたり、ちょこっと手伝いにきたりしていました。 

そしていつのまにか、そのハンモックの中に入り込んでいました。

このハンモックは網が大きすぎるのと強度を高めるために

1枚の網を半分に折って設置しています。

またもや子供の発想に驚き!

それを見た子供たちは、一斉に我も我もと入っていき、遊んでました。

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まるで檻に入れられた動物見たい。

「山サル捕獲しました!」とからかうと喜ぶ子供達💦

そして逃げ出そうとする子供達。ほんと楽しそう(#^.^#)

 

 

 

 

 

本題のツリーハウス

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作ったのは殆ど大人。でも大人が楽しい!

出来上がったツリーハウスに早速あがる子供達。

でも、はしごでは簡単すぎ!

このはしごはろっこさんの旦那さんの私物なので帰りには撤収しないと。

じゃあどうする?

「ホームセンターではしご購入する?数千円かな?

ホームセンターで木を購入してはしご制作する?やはり数千円かな?」

師匠「ちょうどいい木があそこにあったから、切ってかけてみよう」

 

 

 

 

f:id:kinokon10:20140726145643j:plain木を伐りたおし半分に切り

 

 f:id:kinokon10:20140726150146j:plain運ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供は手伝わないかと思いきや、

振り向くと、自発的に子供だけで運ぼうとする姿が!

そこに21歳児の大学生コッシーが加わって

(訂正:22歳児でした💦1つ大人になったのね~

何歳になっても素敵な児童でいてね(#^.^#))

児童だけで運び出した。

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正直やられた~と感じました。

大人の私は、丸太を運ばなきゃ!とすぐ加わっていました。

見ているのは体裁わるいからかな。

でも、実際は大人数は必要ではなかった。

自発的に必要な事を見つけてやっている子供に感激。

 

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はしごより難しい!僕も僕もと挑戦。

一人づついけばいいのに~と思うのは大人💦

前に行く人がもたついていれば頭でお尻を押し上げて早く上がれ~。

はたまた容赦なく上から越そうとする!

あ~~たのしそう(#^.^#)

 

 

 

 

 

公園の滑り台では・・・

順番ね!ちっちゃいこから!大きい子が我慢!押さないでね!

危ない事しちゃダメ!そんなやりかたダメ!

あ~~大変・・・。

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 上の子供のお尻の突き上げ方が、まるでサルの様に見えるのは気のせい?

下の子どもの微妙な左足も素晴らしい。

多様な動きを身に着けているな~(#^.^#)

 

夢中で遊ぶ子供達。

いつか、いや、できるだけ早いうちに「夏休み終わって欲しくない!」って

言って欲しいな~。

(先生ごめんなさい。東山小学校は素晴らしいです!感謝してます!)

ツリーハウスから降りてこない小学生に

「そこを東山小学校分校にしたら?夏休みだけでも(笑)」

(またまた先生ごめんなさい。変な意味ではないです(笑))

 

木のこん大嫌いな2男も楽しそうに遊んでいる。

ろっこさん「いいね!」

 帰ってきて2男「楽しかったね(#^.^#)」

 師匠、ろっこさんの旦那さん、地域おこし協力隊Sさん

地元の鯉屋さん、スタッフのみなさん、地主の皆さんありがとうございました。