子育て支援ひろば 木のこんブログ

東山里山子育て支援ひろば「木のこん」の活動紹介

もう一人のママ?やジジ・ババ?

最近、ママから離れて遊べるよになったR君(2歳)が

私を求めてやって来てくれる。

 

最初は、自分の息子たちと一緒に廊下を

歩いたり走ったりする時に声をかけると

一人でやってきて、私と手を繋いで一緒に入ったりしていた。

 

そんな日々を繰り返していたからか、

最近は、私の事も「ママ~」と呼んでくれ!

「本を読んで」とか「あそぼ」とかと本当のママもいるのに

誘ってくれる(#^.^#)

 

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(R君に読み聞かせをしていたらY君も来たので一緒に。

R君は私に抱かれて読んでいた!カワイイ!

ママはちょっと離れた所で作業中(#^.^#))

 

 

私は自分のキャラが決してママではないと自覚しているので

自分の子供たちにはママとは呼ばせないようにしている。

なんだかこっぱずかしいから・・・。

でもR君に言われると、何故か嬉しくてたまらない。

何でだかは分からない。

そして、求められれば求められるだけ、愛おしさが増してくる。

ママとずっと絡んで遊んでいた時にはなかった私の感情。不思議。

 

「自分の事は自分で!」って大人は常識に思います。

子どもにも一刻も早く出来て欲しいと願いがち・・・。

でも、全て出来る人はいないはず。

大人だって、色んな所で、人の世話になっているはず。

もちろん、何でもかんでも依存していたら良くはない。

でも、上手に頼ったりしながら、お互いがより良く生きれたらいい。

全く人の善意も受つけない人は返って・・・ですよね。

 

その編を上手に生きていける人になって欲しい。

R君は上手に(もちろん策略ではなく純粋に)

私の心をくすぐっているんでしょう。

この純粋さがたまらないんだろうな~~。

 

先日の講座で、R君はママと離れて預かり保育でした。

ところが、途中で講座の部屋にやって来て

「ジジ~~」と言って戸を開けた。

そこにはママもいるのに・・・。

講座に参加していたジジは、中座してR君と

遊び部屋に行き、ある程度して一人で戻ってきた。

 

驚きました!このジジは本当のジジではありません。

普段、木のこんに来てくれる「わさかきさん」なんです。

知らない人から見たら、本当のジジだと思ったでしょう!

なんと素晴らしい関係!

 

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(帰る際は、事務所のYさんに顔を見せ、Yさんも喜ぶ(^O^)/) 

 

 

多くの人の中で子供は育つといいと聞きますが

子どもにとっても、親にとっても

安心して頼れる関係があればあるほどいいですよね。

子どもは生まれた時から、

ちゃんと可愛がれる能力を備えているって言いますよね。

 

せっかくの本能として持っている能力を活かして

素敵な大人になって欲しいです(#^.^#)