子育て支援ひろば 木のこんブログ

東山里山子育て支援ひろば「木のこん」の活動紹介

テレビ放送2

画像を見て驚いたのは、まだありました。

息子が大きな棚に昇って、ソファーに飛び降りた(汗)

それを見ていたMちゃんが、大きな拍手をしている。

 

止めなければならない?でもなるべく止めたくない?

本当に悪いこと?危険な事?などなど

色んな場面でいつも自分自身に問いかけ

いつも明確な模範解答は出せない。

 

何でもダメダメは言いたくない。でも、いいばかりではない。

みんなそれぞれ見解は違うかもしれない。

まさに、そんな場面が映し出された。

映した方も、きっと普通では有り得ない

木のこんならではの場面と思い

多くの画像の中から選んで映したのかも。

(でも、実はあの場面覚えてなきくて、放送を見て

自分でビックリ・・・。しかも自分は笑っている!

記憶にないのです。日常すぎな光景だったのかな・・・?) 

 

あの棚は、最近入ったばかり。

朝、父と息子がビスをうち壁にしっかり取り付けた。

動かないか、危なくないか、彼ら自身が検証したばかり。

しかも棚は用途は決まっていない。

大人から見れば棚にしか見えない。

でも、本棚なのか、おもちゃ棚なのか、

荷物棚なのかディスプレイ棚なのかまでは多分わからないでしょう。

だって「この棚どうしましょう~~」ってのが本当のところ。

 

子どもには何に見える?

多分、息子には登りたいものに見えた。

でも「これは棚だから昇るのはダメ」とも言える。

それを言っても息子には昇りたいものに見えると思いますが・・・。

 

話は変わりますが、大自然の中にある

自然体験型特認幼稚園(道より認可)
人権教育研究指定校
文部科学省より指定)

 創造の森学園 札幌トモエ幼稚園

http://www.ne.jp/asahi/tomoe/forest/tomoe_top/tomoe.htm

 2年前に見学に行きました。

素晴らしい幼稚園なので是非HPなど見て欲しいです。

保護者の声は、悩める保護者にはいいかも。

本も数冊あります。木のこんにあるので是非!

 

そこでの体験です。

お弁当を食べ終わり、まったりしていたら、

先までお弁当を食べていた机の上に

子供たちが裸足で昇って遊び始めました。

驚きました。いいの???周りの保護者も先生も止めません。

思わず質問すると、

ママ「この机は、食事の机になる時もありますが

何段も重ねて裸足で上に上に昇る道具になる事もあるし、

粘土などで工作する時もあります。

普段から色々な用途に使う物としての

認識があるから、悪いことではないと思っていると思います」

 

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(J君には紐ブランコ、4歳の息子には昇り紐、

1番多い用途がターザンロープ。

水たまりがあれば濡れないように遊ぶ子もいれば

わざと濡れる様に遊ぶ子もいる。どれも楽しそう!

人によって用途は様々。誰もこう使いなさいとは

言いいません。自然の中の遊びは自由で創造的。

こういうところからも、自分で考え行動する!

が、自然と身について行くのでしょう

既存の公園ではこうはいきません・・・)

 

なるほど。自己中心的な固定観念でした。

 多くがこの話に通じると思うのです。

だから、簡単には止められない自分がここにいます。

だいだい、中学生になっても昇りません(笑)

 

なんでそこに昇るの?

「そこに昇りたくなるような棚があるから!」てな感じでしょうか。

大人だって「なんできつい思いして雪山なんて登るんだ?

遭難する事も多くて迷惑な」

って他人の行動にストップかけたくなりますよね。

でも、当の本人は雪山の魅力を知っているから行きますよね。

 

しかも、息子はブランコの上にまで昇っていました。

本当に悩める所です・・・。

誰もいなければ、私は基本は止めません。

でも、人がいる時は気を使ってしまいます。

みんな見解が違うから・・・。嫌がる人もいるかもしれないから。

小さい子が真似すると困るって思う人がいるかもだし。

 でも、子供は力量知っているから大丈夫とは思うのです。

でも大きい声では言えてないかな・・・。

少しづつ、みんなで話し合って行けたらいいな~~って思います。

 

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(泥水に入るのを嫌がる大人もいれば、子供もいる。

その反対もしかり。

木のこんではOKだけど

街ではやっぱりダメ!かな・・・という人もいる(笑)

街では覚悟ができないけど木のこんでは

覚悟ができる!のだそうです(笑)

それもいいよね。)

 

 

 

それでも見解はさまざまでしょう。それでOKと思います。

自分の思うことをお互い我慢しないで建設的に言い合う。

そして、意見が違っても、まずは尊重する。

そういう考え方もあるんだと。

全然違う見解に開眼する事もあるかもですし。

そうはならないかもですし。

 

あ~~難しくなってきた?

印象的だったのが、Mちゃんが拍手していた姿。

それが象徴しているのかな。

怒る場面ではなく、拍手を贈る場面だったと?

(大人からは反感もらいそう・・・)

 

でもね、聞いてください。

息子は、初めて会ったMちゃんに叩いたり「キライ。Mとは遊ばない!」と

何回も泣かし、次に会った時にも

Mちゃん「今日は叩かないでね。遊ぼうね」に

息子は鼻息で「ふんっ」て機嫌悪く対応・・・。

撮影の日も同じ・・・。

そんな最悪な息子に対して、Mちゃんがあの拍手。

 

私はMちゃんとAママに大感謝です。

胸が震えるほどの何かを感じて、ありがとうです。

いつも、「大丈夫ですよ~~」とニコニコ対応してくれ

本当に救われています。