子育て支援ひろば 木のこんブログ

東山里山子育て支援ひろば「木のこん」の活動紹介

子供の本質見えますか?

J君のスイッチが入った話を書きながら

思い浮かぶ話がありました。本人了解のもと掲載します。

 

「自然派育自・森のようちえんはじめ隊」という

子育てサークルを去年立ち上げて週に1日活動しています。

元保育士のおばあちゃん(以下ばばちゃん)と参加している

S君が昨年6月から参加してくれました。当時2歳2か月。

最初から健脚で冒険心があって、とても活動的でした。

でも元保育士のばばちゃんは、経験が邪魔をして活動的なS君に

ついついストップをかけてしまいました。

止められて、チャレンジ出来ない事がしばしばでしたが

ババちゃんは自分がストップをかける事が多いことは

重々自覚していて、でも、心配で心配で、かけてしまうジレンマを抱えていました。

そんな感じでも、S君は毎週の山の日を楽しみにしていて

最初のころは、お弁当を持参しないで参加していたのを

不服に思い、ばばちゃんに毎回抗議して、今ではお弁当持参を勝ち取りました。

 

東山連絡所勤務のYさん(5人の子持ち)に

ばばちゃんは帰り際に必ず「楽しかった~」などと

お話をして帰るので、YさんはそのS君の姿を毎回目を細めてみていました。

そしてYさんは「S君は朝と帰りでは顔が全然違う!

毎回本当にいい顔になって帰っていく」

と、よく話してくれました。

 

そして1年もすると、ストップの数は激減し、

どんどんチャレンジできるようになりました。

今ではこれが3歳か?と思うほどです。

それに付き合うババちゃんの体力も素晴らしいですが!

S君も男の野生を目覚めさせ、ばばちゃんを導いてきたんですね!

 

そうそう本題です。

木のこん開設準備協力者の自己紹介で

ババちゃんが「孫が、こんなに自然が好きな子供だとは

このサークルに参加するまで知りませんでした。

山本山とか自然の中に行く機会はあったけど

でも、全然こんな子供だとは分からなくて・・・。

ここに来て本当に良かったです!

子育てが大変で辛い思いをしている人も多いと思うんですが

ここに来て楽になってもらいたい。

1親子で自然の中で遊んでもつまらないかもですが、

ここに来れば仲間がいる!

ここの素晴らしさをもっと沢山の方に伝えたいです!」

この自己紹介を聞いていて心から嬉しく思うと同時に

ビックリしました。

大人は子供の本質に気づけてないんですよね。

毎日関わっていてもです。

 

内容は違うけど私も経験あります・・・。

息子には本当に申し訳ないことをしました。

でも、息子の本質に気づき、修正したことで

人とは違う道を来たけど、本当に良かったと思っています。

子供は親に理解され受容されると、いきいきしますね。

いい子ちゃんじゃなくても、ガキんちょウエルカムになれたら

可能性が広がると思います!

 

自然は懐が深いです~~(#^.^#)